1結論:結婚相手は自分と年収帯が離れすぎていない女性を選んだ方がいい

男性が結婚相手を選ぶなら、自分と年収帯が大きく離れていない女性を選んだ方がいい。

例えば自分が年収800万円なら、相手も500〜700万円くらい。完全に同じである必要はないが、自分800万円、相手200万円のように大きく離れるより、ある程度近い方が結婚後の生活を合わせやすい。

理由は、単純に世帯年収が高くなるからだけではない。

年収には、仕事、教育、家庭環境、金銭感覚、生活水準、将来への期待などがある程度反映されている。もちろん年収だけで人間を判断する話ではないが、結婚相手を見るうえで完全に無視する必要もない。

2年収は「その人の生活感」を見る一つのヒント

年収はただの数字ではない。

同じ600万円でも、育ってきた環境、能力、努力、運、職種、地域、年齢は全部違う。だから「年収600万円だからこういう人」と決めつけるのは違う。

ただ、長い目で見ると今の年収には、本人の仕事への姿勢、受けてきた教育、家庭環境、職業選択、周囲の期待などが一部乗っていることがある。

2-1これまで受けてきた教育や環境も影響する

例えば、

  • 大学には行くもの
  • 資格を取る
  • 専門職を目指す
  • 大企業を目指す
  • 海外経験を積む

という家庭もある。

一方で、高校を出たら働く、地元で安定していれば十分という家庭もある。

どちらが正しいわけでもない。でも、人生に対する「普通」は違う。その違いは大人になったあとも残りやすい。

2-2子どもの教育で違いが出やすい

夫は大学費用までは親が出したい。妻は大学は奨学金でもいい。

夫は本人がやりたいなら塾も習い事もさせたい。妻はそこまで教育費をかける必要はない。

こうした違いは恋愛中にはほとんど問題にならないが、子どもが生まれると大きなテーマになる。

人は自分が受けてきた教育や生活を、ある程度「普通」だと思いやすい。だから結婚相手を見るときは、本人の年収だけではなくどんな教育や生活を普通だと思っているかまで見たい。

3年収帯が近いと仕事観や生活水準も合わせやすい

年収が近いから価値観も同じ、というわけではない。

ただ、仕事への向き合い方、責任、昇進、転職、生活水準は近くなりやすいことがある。

例えば夫800万円、妻600万円で、2人ともそれなりに仕事を頑張っているなら、「繁忙期で遅くなる」「今は昇進のために頑張りたい」という感覚も理解しやすい。

逆に片方にとって仕事は人生の重要な一部なのに、もう片方が「そんなに頑張る意味ある?」と思っているとストレスになる。

重要なのは同じ職種であることではない。相手にとって仕事が大事だと理解できることだ。

3-1生活水準の「普通」も近くなりやすい

外食、旅行、ホテル、服、家、車、教育。いくらまで普通かという感覚は収入とかなり関係する。

夫はホテル3万円なら普通、妻は高すぎると思う。あるいは逆。こうしたズレは日常で積み重なる。

さらに育った家庭を見るともっと分かりやすい。

  • 家族旅行は年1回国内
  • 海外旅行が毎年
  • 大学は私立でも親が出す
  • 車は中古で十分
  • 住宅購入では親の援助がある

人それぞれだ。

だから結婚前には、「普通の生活」の定義が近いかを確認した方がいい。

3-2年収ではなく、その背景を見る

年収600万円でも、その理由は専門職、大企業、資格、長く働いた、努力したなどいろいろある。

年収300万円だからダメでもない。地域給与、やりたい仕事、若い、家庭事情など理由はさまざまだ。

見るべきなのは、数字そのものより、その数字になっている背景。 そこに仕事観、お金への姿勢、自立度が出る。

4共働きで収入源を2本持てる夫婦は強い

年収帯が近い相手を選ぶ大きなメリットは、世帯年収が上がることだけではない。

夫婦で収入源を2本持てること。

これがかなり強い。

夫800万円、妻600万円なら世帯1400万円。家計は当然強くなる。

でももっと大きいのは、片方に何か起きても家計が完全には止まらないことだ。

転職、休職、病気、介護、失業。人生にはいろいろある。

夫700万円、妻600万円なら、夫が一時的に働けなくなっても妻の収入は残る。これだけで選択肢はかなり増える。

4-1妻の収入は夫のキャリア自由度にもつながる

例えば夫が今の会社を辞めたい。年収800万円から650万円へ落ちるが、将来性はある。

妻が600万円なら、その選択を取りやすい。

妻の収入がほぼない場合、住宅、教育費、生活費を考えて動けないかもしれない。

つまり妻の経済力は、単に家計へお金を入れるだけではなく、夫が転職したり、休んだり、挑戦したりする余地にもつながる。

4-2経済的に一人へ依存しすぎない方が関係も健全になりやすい

夫だけが生活費、住宅、教育費を全部背負うと、夫は仕事を辞めにくい。妻も経済的に夫へ依存する。どちらにも自由が少なくなる。

もちろん専業主婦という形自体が悪いわけではない。夫婦が納得していればいい。

ただ双方に経済力があると、「離れられないから一緒にいる」ではなく、「一人でも生きられるけど一緒にいる」という関係を作りやすい。

5近い年収の女性を求めるなら、家庭も対等に回す

ここはかなり重要だ。

男性側が「妻にも500万円、600万円働いてほしい」と言う。その一方で家事、育児、家庭運営は全部妻。これは成立しない。

妻600万円でフルタイムなのに、保育園、夕飯、洗濯、掃除、病院まで全部妻なら長く続かない。

だから、自分と近い経済力の女性を選ぶなら、男性側も家庭内で対等なパートナーになる必要がある。

5-1家事分担は年収だけで決めない

夫1000万円、妻250万円だから家事は全部妻、という単純な話ではない。

労働時間、育児、通勤、体力、得意不得意がある。

逆に夫800万円、妻650万円なら、お互い仕事の比重が大きい。自然と家事や育児も共同で回す必要が出てくる。

重要なのは、給料の差ではなく、家庭全体の負担に双方が納得していること。

5-2高収入同士なら外注も使う

夫800万円、妻700万円で2人とも忙しいなら、全部自力でやる必要はない。

  • 食洗機
  • 乾燥機
  • 宅配
  • 家事代行
  • ベビーシッター

こうしたものへお金を使う。

高い世帯年収を時間を買うために使えばいい。共働き高収入夫婦が仕事、家事、育児を全部100点でやるのはかなり難しい。

だから、稼ぐ→外注する→時間を作るという発想も必要になる。

6年収差があっても、価値観と役割が合えば問題ない

ここまで読むと、年収が同じくらいでないとダメなように見えるかもしれない。でもそうではない。

夫1000万円、妻300万円でも、妻も仕事を大事にしている、金銭感覚が堅実、教育観も近い、生活水準も近い、夫婦の役割にも納得しているなら普通に成立する。

逆に夫600万円、妻600万円でも、夫は貯金、妻は全部使うなら生活は合わない。

だから、年収はあくまで代理指標。最後は本人を見る。

6-1完全に同じ年収である必要はない

自分800万円、相手800万円である必要はない。

800と500、700と450、600と400。このくらいでも十分近い。

大事なのは、一方だけが家計を背負う形になりすぎないこと。

妊娠、出産、育休を考えると、男性の方が少し高い形も自然だ。

6-2年収差があるなら役割を見る

夫800万円、妻350万円でも、妻は勤務時間が短く家庭運営を多めに持ち、夫婦で納得しているならそれでいい。

家庭への貢献は給料だけではない。

家事、育児、介護、転勤への対応、家庭運営。お金にならない仕事もある。

だから、年収が低い=価値が低いではない。見るべきなのは2人で家庭をどう作るかだ。

7今の年収より「今後どう働くか」も確認する

結婚前は妻500万円でも、「結婚したら仕事を辞めたい」と考えているかもしれない。一方で夫は共働き前提かもしれない。

これならズレる。

だから今の年収と同じくらい重要なのが、結婚後の働き方をどう考えているか。

7-1子どもができた後まで話す

子どもができたら仕事を辞めたい、時短にしたい、フルタイムを続けたい。どれも選択だが、家計への影響は大きい。

今500万円稼いでいるから安心、ではなく、その収入が今後どうなるかまで見る。

さらに労働時間も重要だ。

妻600万円で残業ほぼなしはかなり強い。一方、妻800万円でも毎日深夜、転勤も多いなら子育てとの両立は難しいかもしれない。

年収と労働時間はセットで見る。

8結婚相手は「世帯として強くなれるか」で見る

結婚は個人戦ではない。

男性800万円、女性500万円ではなく、2人で1300万円。そして仕事、家事、育児をどう回すかまで含めて一つのチームになる。

だから結婚相手を見るときは、個人スペックだけではなく、組んだときに強い相手かで考えた方がいい。

高収入同士なら、住宅、教育、貯蓄、キャリア変更、育児などの選択肢が増える。

パワーカップルの強みは贅沢できることだけではない。人生で詰みにくくなることが大きい。

ただし、高収入同士なら完璧でもない。2人とも激務なら子どもを誰が見るのかという問題が出る。

収入、時間、家庭運営は全部セットで見る。

9年収は入口。最後は「普通」が近いかを見る

結局、一番大事なのは年収そのものではない。

  • どんな家に住みたいか
  • どこまで働きたいか
  • いくら貯めたいか
  • 旅行にいくら使いたいか
  • 車は必要か
  • 子どもにどこまで教育費をかけたいか
  • 親への援助をどうするか

こうした「普通」が近いかを見る。

年収帯は、それを推測する一つのヒントにすぎない。

目的は同じ大学、同じ会社、同じ年収を揃えることではなく、結婚後に大きく揉める価値観のズレを減らすことだ。

10結論

結婚相手は、自分と年収帯が離れすぎていない女性を選んだ方がいい。

理由は単に世帯年収が上がるからではない。

年収には仕事への姿勢、教育、家庭環境、金銭感覚、生活水準、将来への期待などがある程度反映されている。だから年収帯が近い相手は、結婚後の「普通」も近い可能性がある。

家にいくら使うか。子どもにいくら使うか。仕事をどこまで頑張るか。旅行、貯金、老後をどう考えるか。

さらに妻にも経済力があれば、夫だけが家計を背負わなくていい。転職する、休む、育休を取る、挑戦するといった選択も取りやすくなる。

もちろん年収だけで女性を判断しない。高学歴だから良い、裕福な家庭だから良いという話でもない。年収差があっても価値観と役割が合えば成立する。

だから年収はあくまで入口。

最後は、本人の仕事観、金銭感覚、教育観、働き方、精神的自立、生活への姿勢を見る。

そのうえで、自分と近い経済力を持ち、自分と近い「普通」を持っている女性なら、長い結婚生活を一緒に作る相手としてかなり相性がいいと思う。